

Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録して、収益を向上させたいと考える飲食店経営者の方も多いでしょう。
しかし、「登録ってどうやるの?」「費用はどれくらいかかるの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 この記事では、実際にUber Eats(ウーバーイーツ)に店舗登録を行った筆者が、登録の手順から費用・手数料までを、豊富な画像付きで徹底解説します。
Uberレストランパートナーの主な特徴
・47都道府県で出店可能
・初期費用・固定費は一切不要だからリスクなく始められます
・カード決済や振込手数料は無料
・最短7日で営業開始! 公式サイトから簡単申し込み
・他のデリバリーサービスより注文数が断トツ1位
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※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。
Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録方法・手順
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録するには以下の手順で登録します。
・登録する店舗の情報を入力
・メニューを提出して契約書にサインする
・銀行口座・請求書の設定をする
・最終確認フォームを入力したら営業開始可能
Uber Eats出店窓口から申し込み、必要書類に不備がなく、スムーズに進めば最短7日で営業を開始することができます。
1.登録する店舗の情報を入力
まずはUber Eats出店窓口にアクセスし、「無料で相談する」「LINEで相談する」から登録する店舗の情報を入力します。入力する項目は以下の通りです。
- 会社/店舗名
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- 業種
- その他ご質問
電話番号の欄には携帯電話番号又は店舗の固定電話どちらでも問題ありません。
担当者に連絡が取りやすい電話番号を入力してください。



①メニューを提出して契約書にサインする
登録したメールアドレス宛にメニュー登録専用スプレッドシートが届きます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で販売するメニューや店舗情報を入力していきます。
参考記入例も付いているのでスムーズに入力ができます。

- 店舗名
- 店舗電話番号(繋がりやすい時間帯、繋がりにくい時間帯)
- 会社名(個人事業主は屋号)
- 代表取締役またはオーナー名(名前、生年月日)
- 営業時間
- メニュー(メニュー名、説明、料金)
- オプション
専用メニュースプレッドシートを担当に送った後、「Welcome to Uber Eats! レストランパートナーシップ電子契約書の送付」という件名のメールが届きます。このメールからWEB上で契約書にサインを行います。
②銀行口座・請求書・代表者の身分証明書の設定をする
電子契約書にサインしたら、次に振込先の銀行口座などの設定を行います。
定方法については案内メールが届きますが、設定はUber Eatsレストランマネージャーにログインして行います。指示に従って正確に情報を入力し、設定を完了させましょう。
銀行口座の設定
銀行口座の設定は、Uber Eatsレストランマネージャーにログインし、「支払」タブにある「銀行口座の管理」から行います。
入力方法はUber Eats配達パートナーの銀行口座設定と同じ手順になります。
請求書の設定
請求書の設定では、請求書に表示する名前を記入します。
消費税を納める義務がある場合は、「私は、自らが提供する商品およびサービスについて、日本の消費税を納める義務を負います」にチェックを入れてください。消費税の納税義務については、ご自身の税理士に確認しておくと安心です。
また、「Disclaimer」は免責事項を意味しますので、チェックを入れることで下記の内容に同意したことになります。内容を確認し、問題がなければチェックを入れて送信してください。
責任者の身分証をアップロード
次に、代表者または責任者の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの顔写真つきの公的証明書)をアップロードします。
必ずしも代表取締役である必要はなく、Uberとの契約書に署名する権限がある方であれば問題ありません。
アップロードは、Uber Eatsレストランマネージャーの「設定」タブ内にある「書類」から行えます。
最終確認フォームを入力したら営業開始可能
電子契約書にサインした後、「【回答必須】Uber Eats 最終確認フォームご回答のお願い」というタイトルのメールが届きます。
このメール内にある「最終確認フォーム」に回答すると、最短で即日営業を開始することが可能です。
このフォームでは、以下の項目について回答します。
- 銀行口座や請求書の設定は終わったか?
- メニューの設定は大丈夫か?Uberにコンサルをお願いするか?
- メニューの写真は自分で用意するかUberに撮影してもらうか?
- 営業開始日はいつにするか?
メニューの設定や写真撮影を自分で行う選択をすれば、最短で即日営業開始が可能です。
なお、メニューの設定や写真撮影は、登録後でもUberに相談することができますので、早く営業を始めたい場合は、ひとまず自分で進めるのがおすすめです。
最終確認フォームに回答すると、最短で即日中に「Uber Eatsに貴店の情報が掲載されました」というタイトルのメールが届きます。
このメールには、レストラン用ダッシュボードのログイン情報が記載されているので、すぐに注文の受け付けが開始できます

2.Uber Eatsのメニュー、ヒーロー画像の写真撮影について
Uber Eats(ウーバーイーツ)に掲載するメニュー、ヒーロー画像の写真は、自分で用意するか、Uberに撮影してもらうかを選択できます。
自分で写真を用意する場合、登録が早く進められるため、営業開始もスムーズなのがメリットです。
また、Uberの撮影費用は【ヒーロー画像込みのメニュー画像15枚で13,000円】です。
そのため、早く営業を開始したい方やコストを抑えたい方には、自分で写真を撮影することをおすすめします。
なお、Uberによる写真撮影は、登録後に依頼することも可能です。まずは自分で写真を用意して早めに営業を開始し、メニューが固まった後に改めてプロの撮影を依頼するのも良いでしょう。
※Uber Eatsで写真撮影した画像は出前館、メニュー、食べログ、HP、SNS等に使用できません。詳細は契約書をご覧ください。
メニュー写真はデリバリーにとって【顔】になるので売上に大きく影響がでてきます。自分でどうしても美味そうに撮影ができない場合はUber Eatsに依頼又は他の撮影会社に依頼して撮ってもらいましょう。
3.Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録費用・手数料

Uber Eatsの店舗登録に掛かる初期費用
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録にかかる初期費用は、現在無料となっています。ただし、これは期間限定のキャンペーンであり、通常は登録手数料として【50,000円】が必要です。無料期間は予告なく終了する可能性があるため、できるだけ早めの登録をおすすめします。
Uber Eatsに支払う手数料
Uber Eats(ウーバーイーツ)の初期費用は無料ですが、注文ごとに以下の手数料が発生します。
デリバリー:35%
お持ち帰り:12%
お店の商品を1,000円で販売した場合、手数料350円、食材費、容器代を引いた金額が利益になります。
手数料35%は少し高めになっているので販売価格はお店で提供している価格から20%~30%高く設定して負担にならないようにしましょう。
Uber Eatsの売り上げの支払いは週払い
Uber Eats(ウーバーイーツ)の売上の支払いは週払いです。
月曜日から日曜日までの売上分が、翌週の火曜日に登録した銀行口座へ振り込まれます。入金サイクルが早いため、負担なく営業していく事ができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に必要な書類・持ち物
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に必要な書類と持ち物は以下の通りです。
飲食店営業許可証
代表者の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート)
Uber Eats専用で使うタブレットかスマートフォン
タブレット端末がない場合は、Uber Eatsでレンタルすることも可能です。
レンタル料は22,500円(初期 用として22,500円1,500円×15回払い)
しかし、現在タブレット端末は2万円前後で購入できるので、レンタルするより購入する方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録できる条件
・飲食店の営業許可証を取得していること
・Uber Eatsの配達エリア内で営業していること
・週に4日以上、1日あたり3時間以上の営業が可能であること
・12~13時または19~20時の時間帯に営業できること
・メインメニューに最低8品以上を掲載すること
・安定したインターネット接続とモバイル端末を用意すること
営業時間は固定ではなくいつでも変更が可能できます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)は初期費用は無料で、手数料は注文ごとに発生するため、固定費がかかりません。
リスクが少ないので飲食店を経営している方にはUber Eats(ウーバーイーツ)のご登録をおすすめします。
売上はエリアや飲食店のタイプによって異なりますが、平均1日20~30注文、売上は65万円前後になります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、人件費が増えたりしない為、注文が増えれば増えるほど利益につながります。そのため、Uber Eats(ウーバーイーツ)への登録はリスクが少なく、試してみる価値は十分にあります。